【ボードゲーム】宅会にお呼ばれしてきました3/17
またまたお招きに与ってきました。
午前10時から午後8時近くまでたっぷりと
ボドゲ三昧です。



原題:Homesteaders 邦題:農場主
デザイナー:Alex Rockwell

この日最初にプレイしたゲームでテーマは西部の開拓者。
競りで土地を手に入れ、資源を費やして建物を建てる
のが基本的な流れ。
選択肢の多いわりに遊び易く、勝ち筋も多そうな
拡大再生産のお手本のようなゲームでした。
終わってみても "あーあれもこれも試してみたかった"と
リプレイ欲をそそるところが良く、コンポーネントの豊富さも
なかなか豪華。今回3人でプレイしましたが、非常にテンポ良く
進み適性人数かなと思いました。
なかなかの良ゲーです。



原題:Merkator 邦題:メルカトル
デザイナー:ウヴェ・ローゼンベルク

個人的に去年暮れ辺りから注目していたゲーム。
まさかこの機会にプレイできるとは思ってもみなかったので
心底歓喜してました。
まずこのゲーム、何が良いかって名前ね。
「メルカトル」
なんと心躍る名前だろうか。
もう釣られても構わないというぐらい中二心をくすぐる
この響きの感覚は言葉にし難い。
次にアグリコラのローゼンベルク氏のデザインということで、
重ゲー好きの自分としては期待せざるを得ない。

さてはてこのゲーム。
テーマはたぶんヨーロッパの行商人かな。
イングランド・ダッチ・ロシア・フランスなどの主要都市
に赴いて素材を集め、手持ちのカードに書かれた条件を
満たし、より高い勝利点(=売値)のカードを手に入れ、
状況によっては金銭を使いボーナス条件を買ったりするのが主な流れ。

うん。びっくりするほど自分が唯一所持してる
ローゼンベルク作品のボーンハンザにそっくり。
あれからボーナンザ繋がりの持ち味だった交渉の要素を薄めて、
より勝ち筋を増やしよりシステマチックにしたところへ現代的な
ボードデザインで煩雑さを極限にまで抑えた感じ。
これもまたいろいろな戦法を試してみたくなる内容で、
運搬ゲームとしての完成度は高い。
また、資源ボックスとなっているコンポーネントも秀逸で
これがまた非常に美しい。傑作だと思う。
この日は4人でプレイし、インスト込みでだいたい2時間。



邦題:惨劇RoopeR
デザイナー:BakaFire

ここ最近のボードゲーム界隈でもっとも話題になってる作品の1つ。
これまたこの日にプレイできるとは思ってもみなかったので大歓喜。
個人的にはメルカトルをプッシュしたいところですが
今回はこれについて大いに記述することがあります。
順に語っていきましょう。
まずテーマは"アニメやゲームで御馴染みのループモノ"
もうね、この時点で「お?」って反応しちゃう人っていっぱいいるでしょ?
反応しちゃった人はもうマストバイなんでウインドウ閉じていいです、
通販なり次のゲームマーケットなりで買ってきちゃってください。
で、次にメカニクスの話をしていくと、このゲームは
クルードやスコットランドヤードのような"推理要素"と
ゲームマスターvs主人公達という対戦構造のうち
主人公たちの結束具合を表現した"バッティング"が主な要素になる。
よく交わされてる話題を見るとTRPG的な印象を受けるが、
シナリオを用意してくるゲームマスターはその範疇で、
主人公側のプレーヤーは不便な協力ゲームという範囲だと思う。
だが、その不便さがままならないループの中へと陥れられる感じがして、
めちゃくちゃシステムとテーマにマッチしてるんですよ。
もはやこれは発明といっても良い。正直ここまでゲームとして
まとめたのは凄いと思うし、話題になっている理由も納得。

じゃ、ここから自分の感想を述べようと思う。
正直なところ素直に凄いと思ったが、
周りの凄いとはちょっと違ったところに凄いと思った。
それは恐れを知らないところだ。
「なんて向こう見ずなんだ」と思ったんだ。
これはもう同人だからこそできる大冒険を久々に見た気すらした。
最初に敢えて書かなかったこのゲームのスペックを書こう。

必要人数4(うち1人がマスター) 固定
プレイ時間3~4時間
インスト予習必須(サマリーでの軽減も有り)
プレーヤーは全設定を熟知しておかないとゲームにならない。
マスターはシナリオを用意してこなくてはならない。
対象年齢は高めである程度カンが鋭い人達でやらないとゲームにならない。


自分がもしコレを思いついたとして仕様が固まった時点で
形にするのは諦めていたことだろう。
よほどの中二力がなければこれは形にできるものじゃあない。
それをやっちまった事が一番凄いと思う。
やろうと思えば2時間に収めるゲームに仕上げることだって
できただろう。だが、敢えてやらなかったんだろうと自分は思う。
世の中には重いゲームを嫌う人もいるが、それには賛同し兼ねる。
重く何時間もかけてプレイするにしても、その中で最高の一瞬を
演出できれば、それはもう長かろうが何よりも最高の時間なんだ。
この惨劇ルーパーはその最高の一瞬を掴み易い構造になっていると
言っても良い。これをこじんまりと2時間で手軽なゲームに仕上げていたら
自分はここまで高く評価しなかったことだろう。
同人ならではの大冒険をやってのけやがった、自分も同人歴が長いが
これほど羨ましい事は無い。最高だ。



題名:メディチ  デザイナー:ライナークニッツィア

締めは自分の勝手を聞いていただきメディチの雪辱戦。
何度やってもこのシンプルさと運と折り合いを持った勝ちへの奥深さは
傑作の名に相応しいと思う。
またもやビリだったがなっ!!



そんな訳で宅会でした。
今回もすごく楽しかったです。
やっぱり最高のメンツで重たいゲームは回してるだけで心躍ります。
4時間級のルーパーもやり終わってみればあっという間でしたね。
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by souka_t | 2012-03-19 21:42 | ボードゲーム | Comments(0)
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