【ボードゲーム】ゲーム会でプレイしてきたボードゲーム。in藤沢

去年の夏ぶりに行って来ました。
藤沢ボードゲームの会in藤沢市労働会館

年末年始にあれだけプレイしたにも関わらず、
まだまだボドゲがやり足りない。
そんな想いを一気に発散すべく、久々の参戦です。


中箱大箱がいっぱい。これでも当日あったゲームの半分ぐらいです。
歴戦のボードゲーマーが揃うとこれぐらいは普通なのか、
衣装収納ケース3箱ぐらいを運用してました。

以下プレイした順にゲーム紹介&感想。



■ギガンテン 邦題:天空の巨人 デザイナー:Andreas Seyfarth

気球のパーツを掻き集めて自分の気球を構築するゲーム。
テーマの時点でかなり自分好み。飛ぶものが好きで組み立てるのも好きとなると、
こりゃヤバイ。既に欲しい。
初回のゲーム選択は相手にお任せしたものの、初回からこんなにも心惹かれる物を
出されるとは正直濡れた。名器を前にして目をひん剥き血走る古田織部の如くであった。
さて、ゲーム自体は見事なまでのダイスゲーム。低めの目が出るダイスと
中間の目が出るダイスと高めの目が出るダイスを駆使した絶妙な到達点の設定が良い。
それに相俟ってカードを置くボード上のギミックも良く、少しづつ更新される場の
状況が大変分りやすい。ゲーム展開も、パーツ集めから点数獲得に転じるタイミングを
見定めるあたり何かドミニオンに近い感覚があり、ダイスパワーの強化には
王への請願に近いものを感じた。ダイス運もそれなりにあるが、各要素を総合すれば
勝ちに至るまでには確実に運だけではないように思える。
かなり面白かった。個人的にはいずれ買うリストに追加されたほどだ。




■Die heisse Schlacht am kalten Buffet 邦題:冷たい料理と熱い戦い
 デザイナー:Alex Randolph

山と詰まれた料理を取り合うゲーム。これまたダイスゲームで、
すごろく的にコマを進めて行くのだが、ダイス目の扱い方がかなりユニーク。
3つまでダイスを振れて、8を越えてはいけなく、
2つ目3つ目を振る事で移動数が倍倍になるという悩ましいルール。
1つ目で6が出た時はしぶしぶ6歩だけ進み、
1つ目で4あたりが出たら2つ目も振るか、となる。
調子が良ければ2順ぐらいで料理ゾーンに到達してしまうので、
ゲーム展開は異常に早い。更にコマが重なると上に乗った方しか
料理をゲットできなかったり、2つ目のダイスを下の人の了承を取らなくては
振れなかったりと、プレーヤー同士による衝突感も高い。
すごろくのアップグレード的なゲームはいっぱいあると思うのだが、
このゲームは爽快であり、何か切れの良いものを感じさせる。
とにかく大変盛り上がった。




■タケノコ デザイナー:Antoine Bauza

世界七不思議と同じ作者。
庭師が竹を植えてパンダがそれらを食い散らすゲーム。
見た目が凄くライトでファミリーゲームっぽさがあるのだけれど、
やることはかなりエグイ。行程やギミックを見るに、結構ゲーマー寄りの
内容だと思う。その見た目と内容のギャップはさておき、
ゲーム自体のおおまかな流れは、土地を置いて水路を引いてタケノコを育てて
目的のお題を達成する、を繰り返す感じ。
勝利点となるお題カードは分野別に三種類あるのだが、一種類段違いに楽な
分野があるため、今回はハウスルールでそのカードだけ制限を入れてプレイしたが、
最後まで接戦となったため、多分この制限が正しかったのだろう。

終わってから考えてみると、何とも豪華で、どこか人を食ったようなゲームに思える。
その人を食ったように感じる部分とこのメインキャラクターであるパンダが
異常にマッチしていると個人的には思うのだが、どうだろう。

豪華と感じるのはやはりコンポーネントか。
ダイス・タイル・チップ・シート・タケコマ・棒・カード・フィギュア
それらに加え色使いが鮮やか。





■9ツアーズ デザイナー:okazu

タイ料理屋ソンタナが主催したゲームデザインコンペの優勝作品。
うちにも「作ってみませんか」というお誘いだけ頂いてたので、
どんなゲームが勝ち残ってたか気になってた。
言ってみればコロレットをベースにした配置と列取りがメインなのだけど、
タイトルにある「9」という数字へのこだわりが、ルールに深く根付いている
ところにゲームデザインの妙を感じる。
得点方法も多彩で、取ったカード数と残った手札で作ったコースと最多所持ボーナス
といった複合的な決算があるため、ゲーム中は常にそれらを意識して
手札を回しつつ必要なカードを獲得しなくてはならないという考えどころが満載。
これは納得のソンタナ優勝作品。



■アグリコラ デザイナー:Uwe Rosenberg

いずれプレイしてみたいと思っていたアグリコラをついにプレイ。
農場にいろんなものを立てたり家族増やしたりして経営していくゲーム。
ワーカープレスメントと呼ばれるジャンルでは大御所中の大御所で、
かなりの重量級ゲーム。

要素が多く、勝利点の取り方が多義に渡るため、始めは雲を掴む感じで
なにをどうすれば勝ち筋に繋がるのかよく分からなく、ゲーム終盤でようやく
把握してきたほどだった。やることこそワーカーを配置するだけなので
単純なのだけど、とにかく情報量が多い。ひたすら圧倒された。
これほどのゲームは初めてで、2日経った今でも興奮しているほどだ。

何が凄いのか、それをどこからどのような切り口で書けば伝わるのか
分らないのだが、とりあえず挙げてみる点は"時間の経過による広がり"だろうか。
ゲームが進行していくと、どんどん出来ることが増えていく様が、
見事なほど文明の発展具合を表現している。何と言うか"広がり"なんだ。
それに伴なって自分のボードが賑やかになってきて、
そうなる過程の1つ1つが本当にシステマティック。
これ考えたローゼンベルクって人はガチな天才なんじゃないかと思った。
以前ニムトの作者は天才って書いたけどあれ嘘、こっちこっち。
自分のようなシステムマニアにはたまらん。
それでいて見ての通り豪華なコンポーネントでグラフィカルに仕上がってる。
隙が無いよ、もうこれはやる人が合うか合わないかってだけの問題。

そう、その問題が大きいんだ。
恐らく世の中にはこのゲームを好む人と避ける人でバッサリ両分するぐらい
分かれるだろう。このゲームをいっしょにやってくれる人を自力で集めろ
と言われたら、その時点で心が折れる。
この日は天に導かれてアグリコラをするために藤沢に来たのかもしれない。
そう思えるほど充足した。
素晴らしいゲームだ。
素晴らしいが故においそれと人に勧められない。
それほどに重い。
そう、素晴らしいのに重いんだ。哲学的だよアグリコラは



これがゲーム終了時の自分のボード。
見えるだろう?羊と牛で溢れかえる牧場が。



■エセ芸術家ニューヨークへ行く デザイナー:佐々木隼

1人だけ報せないで全員にお題を提示し、
順番に1筆描いて絵を完成させ、誰が知らされなかったのか当てるゲーム。
今回10人ぐらいでプレイ。
まさにド鉄板のパーティーゲームと言わんばかりで、
変な方向に絵が完成していく様は爆笑の渦だった。
これこそまさにボードゲームの懐の深さであり、初対面同士の
掛け合いで笑い合える見事なコミニュケーションツールである。
絵を描くのに絵心を必要とせず、むしろ絵心を発揮しない方が
面白いと言う奇想天外な一作。
初挑戦なのでお題役をやらせていただいたが、
指定したお題に対して大真面目に取り組んだりネタに走ったりと、
各人の個性が発揮される様がとにかく面白い。
描きながら会話の中でちょっとづつブラフをかましあうのは
ボードゲームならではの醍醐味と言ってもいいほどで
これはかなり優れた作品だと思う。笑い死ぬ



■チャイナ デザイナー:シャハト

中国の国々にコマを配置して行き、地域の最大勢力やコマの連結に
より得点する陣取りゲーム。
ヒストリカルなものが好きなのでいずれやってみたかったゲームの1つ。
今回リクエストしてやっていただきました。
カードを引いてその色の地域にコマを置くというのが基本的なプレイなのだけど、
カードには手札3枚を調整して同色を集めて一度に複数配置できるギミックがあり、
配置には2種類のコマと1つのボーナスコマがあって、それらを上手く回しつつ
相手を牽制する駆け引きが熱い。何といってもシンプルなのがいい。
それなのに駆け引きは深く悩ましい、ジレンマに満ちいてるドイツゲームらしい
作りについついニヤけてしまうほどだ。これも傑作だと思う。




■バサリ デザイナー:Reinhard Staupe

宝石商がぐるぐる回るゲーム。
最後の締めにプレイしたが、これがまた絶品。
ダイス・バッティング・交渉・途中決算
と、ドイツゲームの面白い要素がシンプルに融合している。
少しの運のダイスに一喜一憂し、
人の思惑の衝突ありきのバッティングに一喜一憂し、
交渉の優越や妥協に一喜一憂し、
決算時の得点に一喜一憂する。
一見シンプル過ぎるコンポーネントでライトなイメージがあったが、
極限にまで対人であることを生かしたルールの上、余りにも駆け引きが深い。
そのくせに重過ぎず、プレイ感は軽い。まさにボードゲームのお手本のような一作。
行程は簡単なため広く勧められるのも素晴らしい。
このゲームから学んだ事は大きい気がする。



と言う訳で、久々のゲーム会参加でした。
いやはや存分に遊び満足しました。
皆さんもお近くのゲーム会に参加してみる事をオススメします。
ゲーセンで2プレイするぐらいの会費で1日中遊べるので学生さんも
積極的に参加してみてはいかがかな。新たな世界が拓けると思いますヨ。
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by souka_t | 2012-01-17 01:21 | ボードゲーム | Comments(4)
Commented by ハマエロ at 2012-01-17 05:39 x
新年早々、充実したゲームライフを送っているようだな
今回の紹介文を読んで、アグリコラとBASARIあたりに強く興味を惹かれたぜ
また集まってプレイしよう
多分、春先くらいにはなってしまうと思うけど
Commented by 出会い at 2012-01-18 17:48 x
運命ってことば信じてる?私は信じてる。言葉にすると乙女過ぎて笑えるけどそういう感覚ってない?
Commented by souka_t at 2012-01-18 20:21
花見ぐらいかなー 5人ぐらい集まればいいんだけど
Commented by きむぺ at 2012-01-23 15:58 x
いいなー たのしそう・・・(´・ω・`)
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