夏頃買って未だプレイできずにいた
エルサレムをついに開封。
約6000円級の大箱ボドゲはこれで2つ目。
前回のレーベンヘルツは大いに満足し、
完全にボドゲの虜になってしまったほどだった。
はたして今回はいかに
マニュアル解読を早めるために1人2役で回してみる。
まず目を引くのはコンポーネント。
四角カラーコマと円柱コマは定番。巨大な一枚ボードが実に美しい。
情報量が多いながらも、アイコン化に務めており、
それもまた美しさに一役かっている。
次にルールの多さに一瞬たじろぐ。
競り選択・配置・歳出・イベント。大まかにこれらを5回繰り返せば
終わりとなるが、それぞれに選択肢や効果が多く、一見重そう。
がしかし、アイコン化が徹底しているので、一通り意味を照らし合わせれば
容易に回すことが出来る。この辺りは現代ボードゲームの素晴らしさで、
長く培ってきたものなのだろう。2ラウンド目からのハンドルを回すが如く
回るゲームには感動すら覚える。実に美しい。
3ラウンド4ラウンドと回すと、ボート上のあちこちのエリアでコマがひしめき合い、
イベントフェイズではその状勢がひっくり返る。
ひしめき合いはまさに軍隊の群れや一派徒党の睨み合いに見えてくるものだから
面白い。そしてイベントのダイナミックさには笑みがこぼれるほどの一発逆転的な
痛快さがある。
1人2役で回したものの、ついつい2時間も夢中になってしまうほどだった。
いささかインストが難しそうではあるが、対人で回して各エリアでの
小競り合いが展開される時を想像するだけで楽しくなり、つい妄想に耽ってしまう。
はやく対人でやってみたい。