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2011年 月曜更新第三十四回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。
もう火曜ですね。

昨晩テストプレイに夢中になって更新忘れてました。

今度出すゲームは2作品収録で、そのうちの前作、
2009年に制作した部分を再度チェックしていたのですが、
2年前の自分の情熱が凄くてびっくりしました。
なんと言いますか、作品が溜まって振り返ると
「なんでそんなにやる気満々だったのよ」って事が多々ありまして、
例えば素材単位で振り返るとただただひたすら恥ずかしくなるだけなんですが、
絵・音・話・演出を複合した1本単位で見ると「情熱」の度合いの方が
気になってくるんですね。
自分が部分的な完成度より1本の完成に異常にこだわる
理由はそこに集約される訳なのですが、1本の積み重ねの上で
振り返った時に学ぶものというのは意外なほどありまして、
特に見失った所信を一瞬にして取り戻せる点などは非常に大事です。

今回この件で特に驚いたのは、琥珀色の動乱編のステージ2。
これ、もしコミケ版や通販版を所持してる方はもう一度ステージのOPから
見てみて欲しいです。
簡単に説明しますと、
ある州の1つの都市区で、2つの宗教団体が縄張り争いをしていて、
主人公達は2手に分かれて両方の宗教団体に加勢し、
勝たせず負けさせずのバランスでギリギリまで報酬となる土地所有権を
搾り取るというお話です。

元々は、関ヶ原前後における真田家などがお家存続のために
東西に分かれて付いたなどの逸話から着想を得た分家劇を
やろうとしていたのですが、どうやら当時思い付いたネット社会風刺を取り入れて
変形させたのがこのシナリオになったようです。
当時何を考えてこうしたのか正確には思い出せないんですが、
恐らく、2つの宗教団体はゲームハード
宗教団体の片方にいるマネジメント役がゲハブログ
主人公達がネット民でありユーザー
の配役だと思われます。
主人公達は最終的なオトシ所として、どちらかの団体を"勝たせて"茶番を終わらせます。
その最後の会話で、"争わせた団体の名前すら覚えてなかった"と身も蓋もないことを
言い捨て、結局自分達が面白おかしい結果に終わったことに満足します。
片方の宗教団体にいる敏腕マネージャーも自団体の旗色が悪くなると
"無責任"に逃げ出してしまいます。
また、主人公達の力加減で簡単に傾いてしまう宗教団体は
"滑稽"そのものです。

たぶんこれは、
「ゲハブログも大概だが、コンテンツを大事にしない
おまえらや俺も大概にしような」的な
メッセージを含ませたんだと思うんですよね。

こういうのを即興で思いついて何も言わず黙々と一人で作ってた
2年前の自分ですが、今やれって言われたらできるかどうかも怪しい。
自分で言うのも何ですが、みなぎってますね当時の自分。
こうなると、「もしかしたら今じゃないとできないんじゃないか?」と
思うことがたくさんある訳で、その反面、できなくなるまでの残り時間
も見えて来る訳です。
やりたいことには早いうちに優先順位を
付けねばと思う昨今でございます。


■ゲームマーケット2011冬出展のご案内が来た。


見てくれ!春に初出展したゲームマーケットから
直々に参戦のお誘いが来た。
コミケでは考えられないことだね。コミケは振るいにかけてるんじゃないかってほど
参加の敷居は高く、申込書の作成も面倒くさい。
コミケを経験しているとコレ大丈夫なのか?ってぐらいゲームマーケットは
アバウトなのだけど、即売会イベントっていうのは本来こういうものだよね。

ちなみに今回は、再販の目処と新作の目処が立ってないので見送りの予定。
来年春は新作を引っさげて参加したい。
春の初参加時は非常に良いイベントだった、絶対また参戦したい。

前回出展後の通販分ぜんぜん動いて無いからこっちもよければ買ってあげて><


■奈々様もらってきた。


最寄のファミマでメガネ奈々様が残り2つだったので、
2つとも押さえておいた。
奈々様と言えば、今年最大級の"わたしのためのブヒリアニメ"
BLOOD-Cの主人公の眼鏡っ娘を演じてらっしゃいます。
あれさいっっこうにイイアニメですね!!
絶対幼い頃からおとうさまにあれやこれやですよねあれ、
あれな妄想が止まらないあれなアニメですよホント。
求・薄い本



奈々様なんだが、この角度から見るとあすみんに見えないか。
by souka_t | 2011-08-23 18:08 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
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