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小ボードゲーム会
先週にまとめようと思ってましたが、お花見会などのイベントが重なり、
ついつい掲載が遅れてしまった小ボードゲーム会のレポート。

今回の参加者は自分と荒木(37)改め火星人さん。
前回まで荒木さん(37)は荒木比呂彦ばりのナイスガイだったのが、
今回どういう訳かボーズ刈りになり、地球外生物にクラスチェンジ。
東北の件もあり、地球は危険だから火星に戻れと
シャウシンチーばりの説得を試みたが受け入れられず。
しかたなく新入荷したボードゲーム検証会。


火星人さんが持ってきたスピーカー付きUSBメモリ。
とても未来がジェットである。
火星人さん昔のハリウッド特殊メイクばりのアナログ面のくせして
デジタルなギーグだから困る。


緒戦はキングレオ。
なぜショーナンボードゲームの会は毎回キングレオから始まるのか?
それは20世紀の思い出に遡る。
あれは見事な快晴と南南東に吹く緩やかで春の匂いを帯びた風だったか、
いや、雨天で北東に吹き荒ぶる8月の嵐だったか。
齢10歳を越える頃の童子であった私と、田舎の臭いを振り撒く
下賎な仲間達。学舎という空間で教養と英知を授かる日々を謳歌する
私達湘南の民草は、平穏な日常の中に一握りのスリルとサスペンスを
求めていた。一時間目の予鈴が鳴ると、寺社で集会する鳩の羽ばたきが如く
席へと走り・・・次回に続く


新作一番手は 【マンマミーア】
ピザを作るカードゲーム。

何度かプレイしてみたが、2人ではどうにも駆け引きが薄い。
だいたいが全てのピザを完成させてしまう。
2人では掴み兼ねる部分が多いので、これの詳しい感想は4人プレイが
実現し評価が定まったら書きたいと思う。
とりあえず2人では微妙だった


次なるは【お邪魔者】
ドワーフの金鉱掘りとお邪魔者が洞窟を掘りながら凌ぎを削りあうゲーム。

仕様的に3人から遊べるので、2人ではかなり無理があった。
この後の花見会に持参し5人プレイを実現し、
強烈に面白かったので、これの感想は別項で詳しく取り扱う予定である。



3作目はファミリア。
マフィアの抗争でストリートを練り歩く荒くれ者をスカウトしていくゲーム。


さすがに2人専用ゲームなだけあり面白い!!
カードの点数配分とスキルの設定が非常に上手く、
カードの循環もまた海外ゲームならではの発想。
これも別項で詳しく取り扱おうと思う。

火星人さん今回イチオシのゲームです。


そして、【パンデミック】
病原体が増殖し続ける危険な状況下の地球を救うゲーム。






ショーナンボードゲームの会始まって以来のボードなゲーム。
この面白さに関しては他のゲームとは一線を期す。
2009年のドイツゲーム大賞をドミニオンと競っただけあり、
そのギミックに関しては他のゲームとは別次元なぐらい異質。
個人的にはドミニオンよりこっちの方が好きかも。
2人で一番カンタンな難易度を打開したので、もう少し人数揃えて
プレイし基本プレイを熟知した上で詳細な感想を書きたいと思う。

えーおーあいさん今回のイチオシゲームです。


最後に【ビブリオス】
写本を書くゲームなのだが、実際は分配と競りの二部構成ゲーム。

マニュアルが若干解読班を悩ませたが、
実際のプレイに及ぶと、その見事なまでのゲーム性の虜となった。
この二部構成は本当に良く出来ている。仕込みと勝負というべきか、
なんともいえないシステム的な美しさがあるんだ。
そして理解すればこのゲームの手順は余りにも簡単。
恐らく私も火星人さんも3分程度あれば初見の人にインストできるだろう。
このシンプルさでここまでの駆け引きを生むのが素晴らしい。
最後の得点計算すらシンプルで美しい。コンポーネントも美しい。
ただただ美しいゲームだった。

今回2人でオススメできるゲームです。



そんな感じで新作の検証が終わった。
次は今週の日曜に精鋭検証班4人動員でのボードゲーム検証会を決行する。
既に定員に達したので新規参戦はできないが、動画配信で実況する予定なので、
ボードゲームに興味が出た方は是非ご覧頂きたい。
ボードゲーム界でも屈指のバカゲーを投入する予定なので必見だ!!


そして6月のゲームマーケットで出展する
ショーナンロケッティアズのアナログゲームもよろしく!!
taiban Flashknot WaRtZ 
by souka_t | 2011-04-19 20:17 | ボードゲーム | Comments(0)
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