秦野農家のハバネロ

ボードゲームの会の時にかつをさんより頂きました。
"秦野農家のハバネロをオリーブオイルで炒めたもの"だそうです。

色艶からしてなかなか辛そう。
ハバネロと言えば、お菓子のハバネロで一般・激辛マニア問わず
一世を風靡した事が記憶に新しいです。
果たして、生ハバネロの威力のほどはいかに!?


いざ食審。


今回はタラコスパゲティに3つほど載せてみた。
マジスパの天空を制覇し、デスレインもバリバリ食らう
この私ならば3つぐらい余裕だろうという確信があった。


スパをすする。
なにげないいつもの食感と茹でるときに使ったほのかな塩の香りと味。
喉に線を通す感覚の中に、何かが引っかかる。
それは一瞬だった。痺れと痛み、ショートした豆電球のような小さな衝撃。
ピリッ
まさにこの擬音が相応しい。
ハバネロ本体にはまだ至らず、オリーブオイルと混ざった
ハバネロの出し汁が、わずかスパに絡まっただけでこの衝撃。
私は衝動が圧えられなかった。
本体を口に入れたら、どうなってしまうのだろうかと。
タラコスパの主役は既にタラコではなかった。

意を決して、否、感じるがままに、スパが絡みつくホークの先を
ハバネロに突き、それを、求めるがままに開いた口へと運ぶ。

噛む。ふんわりと乙女の皮膚のような優しい柔らかさだった。
噛んだというには力無く、口に入れた感覚すら、その柔らかさ故に希薄。
脳裏に疑問すら浮かぶ。私は今それを食べたのだろうか?と。

次の瞬間、それは起こった。

異界から召喚された魔物が発した雄叫びのような慟哭。
電線のカラスは羽ばたき、軒下のネコ達は脱兎の如く逃げ走った。
空の雲海はその場から周囲数十メートルの円形に開き、
そこから覗かせる天は、赤い。
審判の日か、はたまた、世の終わりか。

そのまま、終わっても良かった。

我に返ると、そこは何の変哲もない残念な現実が広がる。
だが、喉の奥では未だ異界が広がる。
その異界の炎は私の汗腺という汗腺を刺激した。
顔のいたるところから噴出される汗という汗、
泣いていたのかもしれない、涙も汗も見分けが
つかぬほどの惨状だった。

1つ丸ごと食しただけで、このヘブンぷり。
否、ヘルっぷり。
3つ食べ尽くすまでに、3杯の麦茶と
500ミリの粉アクエリアスを空けてしまったほどだ。

生まれてこの方、設定上19年間辛いものを好んで食べ続けてきたが、
これはキングだ。オラこんなに辛いもの食ったことがねえ。


あくる日。
煮込んだカップラーメンの中に1つ入れてみることにした。
スープをすすっただけでもシビレル。
本体の一部が麺と絡まって口に入ろうものなら、
口の中がマグマだった。1つでも多い。

更に3日目。
レトルトカレーに半個入れてみることにした。
辛さだけならば、シュクリア70ぐらいとタメ張れるぐらいに
グレードアップした。半個でこのパワー。ヤバイ。革新的。
ミニ四駆でいうところのハイパーダッシュモーター。
大会では使用禁止。


それから毎日半個づつ、大事に大事に食してます。
現在今年のベストオブゲキカラです。
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by souka_t | 2010-11-12 05:17 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
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