スカイクロラ・イノセンテイセス クリア感想


数週間前にごんざ丸氏がうちに置いて行った
Wii版スカイクロラを難易度ノーマルでクリアしたので、その感想。

■ゲーム簡易説明■
このゲームは、映画スカイ・クロラを原作とし別視点で描かれた
フライトシューティング。当時は映画公開と若干ズレての発売となり、
宣伝も弱く話題性に乏しい一作だった。



はじめは驚いた。
どこまでライトユーザーに譲歩するつもりなんだ?と。
しかし、最後までプレイしてみると、なかなか歯ごたえのある内容で、
リモコン・ヌンチャク操作も悪くないと思えた。

フライトシミュレータから派生して、
フライトシューティングが成り立つまで、
難儀な要素は順々に簡略化していった。
離着陸はオートランディングやスキップに至って、
最近ではミッション開始時から作戦空域を飛んでいるのが主流。
ウエポンの弾数も、実機のウエポンベイに準拠したリアルな数に
拘っていた時期など既に昔の事で、10発以上も積めるミサイルに緩まって、
昨今では機銃は無制限などは当たり前。ミサイルはマルチロックで50発搭載など
ごく普通。随分と景気の良い内容になった。
その時点で、かなりライトな印象を受けるのは、私がDOS時代から
フライトゲームを愛してきたからで、その感覚は既に古い。
人から「エースコンバットは空の格闘ゲームだよ」と言われた時は、
こいつ頭がお天気なんじゃないのか? 空でヤりあったら確実に死ぬぞ、馬鹿か?
とすら思った。それこそ、紙よりも薄い命燃え尽きるまでわずか数秒…という
新谷かおるの名言を地で行く思考と、男の棺桶はコクピットの中という
松本零士への崇拝を片時も忘れない、ちょっと昭和よりな中二病患者である
自分にはなかなか捨てられない思想であると思う。
だが、それはもう古い。

簡略化の果てに行き着いたと思っていたら、
まだまだ先があった。

それがWiiスカイクロラの最初の感想だった。
XBLAのスヌーピーで、インメルマンとSスプリットがボタン1つで
できるまでに簡略化された時は、さすがにそれが最大限の譲歩だと思った。
しかし、スカイクロラは相手に近寄って一定のゲージを溜めることによって
瞬時に相手の真後ろへと付くことができる。
ここ最近で最も唖然とし、もう笑うしか無かった。
これも簡略化しちゃうのか? ゲージ溜めるゲームかこれ?と。

ゲーム中盤に差し掛かった頃には、
敵の激しい攻撃や、対地対空織り混ぜたミッション内容に、
このシステムありきな造りを実感し始めた。
意外と有りだな、と。

リモコン・ヌンチャク操作も慣れるまで苦労した。
独特過ぎて、既存のユーザーは逆にここで脱落しちゃうのではと思うほど、
最初は違和感がある。それが持ち方や振り方を調整して行き、段々と
フィットしていくのを感じた。非常に大胆な操作法を取り入れたなという
印象だが、最終的には悪くないと思えた。これはこれで面白い。
1つ注文を言うならば、ヌンチャクの操縦桿は見事だったので、
なんとかリモコンをサイドレバーに見立てられないものかと、それだけが要望。
wiiリモコンは前後の動きの認識が弱いからやや無茶だろうか。

ストーリーは、驚くほど良かった。
その良かったというのは、映画を見た上で良かったという意味で、
はじめにゲームをやっても、さほど驚きや感動は無かっただろう。
故に、映画を見た人にはオススメしたい。意外な展開が待ってる。
それこそ、あのけだるい映画をもう一度見返したくなるほどのだ。


総評するに、映画見てちょっとでも気になった人は買っとけ。
フライトゲー原理主義者はやめといたほうがいい。
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by souka_t | 2010-08-29 08:12 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
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